Windowsのタスクマネージャー、見てはいるけどうっかり見逃しちゃうこと、ありませんか?
表示が動いたり、アプリをすぐに切り替えちゃったり…そんなときには「バッチファイル」による自動監視が便利です。
本記事では、コマンドプロンプトで使える tasklist
コマンドを活用して、特定のアプリ(例:chrome.exe)の稼働状況を1秒ごとに自動表示する方法をご紹介します。

この方法を使うと、変更しやすいタスク管理ができるようになります。難しい設定は不要で、すぐに実践できますよ。

タスクマネージャーって結構忙しくてすぐ閉じちゃうんだよね…。自動で監視できたらいいな…って思ってた!
Windowsでタスク一覧を表示する基本コマンド
まずは基本となるコマンドです。
tasklist
このコマンドを実行すると、現在動作中のアプリ一覧が表示されます。タスクマネージャーの代わりになるイメージですね。
指定のプログラムだけ絞り込む方法
全てじゃなくて、「chrome.exeだけ知りたい!」というときに使うコマンドはこちらです。
tasklist /fi [オプション]
/fi
は「フィルター」を意味します。イメージ名(アプリ名)やプロセスIDなどで絞り込み可能です。
イメージ名で絞り込む場合
tasklist /fi "imagename eq [イメージ名]"
プロセスIDで絞り込む場合。
tasklist /fi "PID eq [プロセスID]"
1秒ごとに自動で監視するバッチの例
指定したアプリの状況を自動的にモニタリングしたいときは、以下のバッチを作成してみましょう。
@echo off :LOOP tasklist /fi "imagename eq chrome.exe" timeout /nobreak 1 >nul goto :LOOP
timeout /nobreak 1
で1秒待つこと。そして無限ループで繰り返す構成です。バッチの作り方
-
メモ帳などのテキストエディタを開く
-
上記のコードをコピー&ペースト
-
ファイル名を例えば
monitor.bat
として保存 -
ダブルクリックで実行すれば、コマンドプロンプトが開き、自動で監視がスタートします
まとめ
今回ご紹介したバッチ監視は、とにかくシンプル&すぐ使える点が魅力です。
-
tasklist
でアプリ一覧を見て -
/fi
で絞り込み -
ループ+
timeout
で継続監視
初心者でもすぐ試せて、業務やトラブル対応の効率アップにもつながります。
今後は、監視対象を複数にする方法や「停止していたら再起動する」仕組みも追加できると、さらに実用的になりますね。

小さな一歩でも毎日繰り返せば大きな力になりますよ。今日の方法から少しずつ工夫して、自分だけの監視スクリプトを育てていきましょう!
