【Windows】特定アプリを自動監視する簡単バッチ作成のすすめ

Windows
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Windowsのタスクマネージャー、見てはいるけどうっかり見逃しちゃうこと、ありませんか?

表示が動いたり、アプリをすぐに切り替えちゃったり…そんなときには「バッチファイル」による自動監視が便利です。

本記事では、コマンドプロンプトで使える tasklist コマンドを活用して、特定のアプリ(例:chrome.exe)の稼働状況を1秒ごとに自動表示する方法をご紹介します。

この方法を使うと、変更しやすいタスク管理ができるようになります。難しい設定は不要で、すぐに実践できますよ。

タスクマネージャーって結構忙しくてすぐ閉じちゃうんだよね…。自動で監視できたらいいな…って思ってた!

Windowsでタスク一覧を表示する基本コマンド

まずは基本となるコマンドです。

tasklist

このコマンドを実行すると、現在動作中のアプリ一覧が表示されます。タスクマネージャーの代わりになるイメージですね。

f:id:kojikoji75:20220305121634p:plain

指定のプログラムだけ絞り込む方法

全てじゃなくて、「chrome.exeだけ知りたい!」というときに使うコマンドはこちらです。

tasklist /fi [オプション]

/fi は「フィルター」を意味します。イメージ名(アプリ名)やプロセスIDなどで絞り込み可能です。

イメージ名で絞り込む場合

tasklist /fi "imagename eq [イメージ名]"

f:id:kojikoji75:20220305121710p:plain

プロセスIDで絞り込む場合。

tasklist /fi "PID eq [プロセスID]"

f:id:kojikoji75:20220305121721p:plain

1秒ごとに自動で監視するバッチの例

指定したアプリの状況を自動的にモニタリングしたいときは、以下のバッチを作成してみましょう。

@echo off
:LOOP
tasklist /fi "imagename eq chrome.exe"
timeout /nobreak 1 >nul
goto :LOOP
ポイントは timeout /nobreak 1 で1秒待つこと。そして無限ループで繰り返す構成です。

バッチの作り方

  1. メモ帳などのテキストエディタを開く

  2. 上記のコードをコピー&ペースト

  3. ファイル名を例えば monitor.bat として保存

  4. ダブルクリックで実行すれば、コマンドプロンプトが開き、自動で監視がスタートします

まとめ

今回ご紹介したバッチ監視は、とにかくシンプル&すぐ使える点が魅力です。

  • tasklist でアプリ一覧を見て

  • /fi で絞り込み

  • ループ+timeout で継続監視
    初心者でもすぐ試せて、業務やトラブル対応の効率アップにもつながります。
    今後は、監視対象を複数にする方法や「停止していたら再起動する」仕組みも追加できると、さらに実用的になりますね。

小さな一歩でも毎日繰り返せば大きな力になりますよ。今日の方法から少しずつ工夫して、自分だけの監視スクリプトを育てていきましょう!

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