DVDのバックアップをiso形式としてとった際に、「Cドライブに保存したはずなのにない！？」ということがありませんか？
これはWindowsの特定の設定や動作によるものです。今回はそのようなCドライブに保存したはずなのにisoファイルが見えないといった問題の対応方法について説明します。
Cドライブ直下に保存したisoファイルがないという現象
一応この現象が起こる背景的なお話を書いておきましょう。
例えば「DVDShrinkでDVDのバックアップisoを作成し、そのisoファイルをDVDDercypterでメディアに焼く」という工程がありますよね。DVDDecrypterからファイルを参照すると、下図のようにファイルは確かに存在しています。よね？
でも、別途フォルダエクスプローラからCドライブの直下を除くと‥あれ？さっきのisoファイルがない？？
こんなシチュエーション下での話です。
ちなみにこのシチュエーション下においては、コマンドプロンプトでCドライブ直下を見ても出てきません（下図）。
コマンド
c:\> dir
Cドライブ直下に保存したisoファイルがある本当の場所
正解は以下の場所となります。
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Local\VirtualStore「AppData」フォルダは、デフォルトでは隠しフォルダになっているので、以下の手順で「フォルダオプション」から隠しファイルを表示するような設定にする必要があります。
- エクスプローラーを開きます。
- 表示タブで「隠しファイル」を表示するオプションをオンにします。
- 上記のパスを辿ってファイルを確認します。
すると…
きちんとありましたね。
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