【Edge 140リリース】Scareware対策やCopilotスマートモードなど注目の機能は?

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Microsoft Edgeの最新バージョン「Edge 140」がついにリリースされました。

今回のアップデートでは、悪質な“スケアウェア”(驚かせて偽サポートに誘導する詐欺)を防ぐ「Scareware blocker」、通信の安全性を高める「HTTPSファーストモード」、そして整理したタブグループを自動保存してくれる「タブグループの自動保存」という3つの注目機能が追加されました。

さらに、GPT-5搭載のCopilot Smart Modeやアドレスバーからの画像・動画生成機能、セキュリティ脆弱性の修正(CVE-2025-53791)も含まれており、安全性と利便性が大幅にアップしています。

本記事では、これらの新機能を初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください

今回のアップデートには、詐欺防止と安全通信、タブ管理の効率化という初心者にも嬉しい機能がしっかり盛り込まれているんですよ

へぇ、Scareware blockerってなに? HTTPSファーストモードもタブの自動保存も、どう便利になるのかな…?

Scareware blocker(スケアウェアブロッカー)

Microsoft Edge 140には、悪質な詐欺サイトからユーザーを守る「Scareware blocker」が搭載されました。

この機能は、ローカル(端末内)で動くAIモデルを使って、フルスクリーンや強制的な警告ダイアログなど、スケアウェア特有の挙動を検出し、自動で警告を表示してページをブロックします。

ユーザーは「ページを閉じる」「続行」「報告」といった選択ができます。

そもそもScarewareって?
パソコンが故障した、ウイルスに感染したなどの虚偽情報を表示し、偽のサポートサイトへの誘導や遠隔操作を持ちかける詐欺の一種です。

この機能はデフォルトでオフになっている場合があり、設定から「プライバシー、検索、サービス」→「セキュリティ」で手動でONに切り替えることができます。

管理者向けには、グループポリシー ScarewareBlockerProtectionEnabled による制御も可能です。

HTTPSファーストモード(HTTP → HTTPS自動切替)

Edge 140では、HTTP接続を可能な限りHTTPSへ自動でアップグレードする「HTTPSファーストモード」が追加されています。安全な暗号化通信が可能な場合は自動的にHTTPSへ切り替え、対応していないサイトでは警告を表示して通信の危険性を知らせてくれます。

そもそもHTTPSって?
通信内容を暗号化し、なりすましや盗聴からユーザーを守る安全なプロトコルのことです。

こちらもデフォルトではオフのため、同じく「プライバシー、検索、サービス」→「セキュリティ」で「自動的により安全な接続(Automatic HTTPS)」を有効化できます。

管理者向けには HttpsOnlyMode ポリシーで制御可能です。

タブグループの自動保存

タブグループを整理したままブラウザを再起動したいという声に応え、Edge 140ではタブグループの自動保存機能が追加されました。整理済みグループは復帰後もそのまま保持され、再訪もスムーズになります。

そもそもタブグループとは?
関連するタブをまとめて色や名前でグループ化し、整理しやすくする機能です。

管理者は SyncTypesListDisabled の “openTabs” データタイプで、自動保存の制御が可能です。

他にもCopilotスマートモードなど

  • Copilot Smart Mode(GPT-5対応)
    GPT-5を選択できるようになり、アドレスバーからのポッドキャスト作成や、DALL-E 3・Soraを使った画像/動画生成が可能になりました。
  • セキュリティ修正(CVE-2025-53791)
    Edge固有の不適切アクセス制御(機能バイパス)の脆弱性が修正されました。

まとめ

Edge 140のアップデートは、スケアウェア対策、暗号化通信の強化、タブ管理の効率化というユーザー目線の機能強化に加えて、GPT-5によるクリエイティブ支援や重要なセキュリティ修正も含まれており、まさに安全性と利便性を兼ね備えたバランスの良い内容となっています。

初心者の方でも、これらの設定をオンにするだけで、より安心して快適なブラウジング体験が得られるでしょう。今後もこうした地道な機能改善が続くことに期待です!

Edge 140は、安全性と使いやすさを両立した素晴らしい一歩です。ぜひ積極的に使って、安心快適なネット体験を楽しんでくださいね

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