生成AI時代でも求められる「ググり方」のコツ

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調べたいことがあった時、わからないことがあった時、最近ではGoogle先生に聞くよりもChatGPTやその他の対話型AIチャットサービスに質問する人が多いのではないでしょうか。

ChatGPTはこちらの調べたい検索意図を理解してくれて、ある程度適当なワードさえを並べておけば、それっぽい回答を提示してくれます。

回答の精度もスピードもどんどん高くなっていますよね。

とはいえ、例えば会社で社員がChatGPTに機密情報を入力した場合、その情報が外部サーバに送信されてしまうことになります。もしもその情報が生成AIの再教育に利用されれれば、情報漏えいにつながる危険もあります。このため、まだ正式な使用は禁止されている会社が多いのも事実のようです。

まだまだサラリーマンは「ググる力」の必要性から逃れられる段階ではないようです。

ここでは生成AI時代である今でも求められる、上手にググるためのテクニックを紹介します。

「ググる力」とは

Googleで検索する、またはGoogle以外の検索エンジンで検索する場合も含め、検索する行為自体が「ググる」と呼ばれています。

では「ググる力」とはなんでしょうか。これは、検索エンジンで知りたいことを調べることから、正解にたどり着くまでの一連の能力のことです。

例えば、検索ワードを自分で考える、検索ボックスに入力する、表示された検索結果から目的の答えにたどり着けそうなものを選択し表示する。結果を見て、検索ワードを変えてみる…。

この答えにたどり着くまでのプロセスや、最終的な判断までを含めて一般的に「ググる力」と呼ばれているようです。

上手にググるためのテクニック

それでは早速テクニックについて紹介していきましょう。

AND検索とOR検索

まずは基本的なところからいきましょう。

誰もがふだん意識せずに使っている、「エナジードリンク おすすめ」という風に2語の間にスペースを挟むような検索方法。これはAND検索です。キーワードとキーワードの間に「AND」「+」(半角のプラス記号)、またはスペースを記述して使います。AND検索では、「エナジードリンク」と「おすすめ」の両方を含むような検索結果が出ます。

一方で、「エナジードリンク」か「おすすめ」のどちらかのワードを含んでいるような結果が欲しい場合の検索方法はOR検索です。キーワードとキーワードの間に「OR」と記述して使います。

「スペースはAND検索と同意」と書きましたが、ときどき結果が異なる場合もあります。この場合、ANDの方がより確実に両方のキーワードを含むような指定の仕方ですので、ANDをきちんと記述してやりましょう。

完全一致検索

キーワードを「”」(半角のダブルクォーテーション)で囲うことで、そのキーワードに完全一致するフレーズのみを検索できます。

例えば「おすすめのエナジードリンク」で検索すると、「エナジードリンクおすすめ10選」や「エナジードリンクの成分別おすすめ」など、2語を含んだいろいろな検索結果が出てくると思います。

これを「”おすすめのエナジードリンク”」とダブルクォーテーションで囲うことで、確実にこのキーワードを全て含んだ検索結果のみが表示されるようになります。

期間指定検索

新しい情報から検索した場合もありますよね。そんな場合は期間を指定しましょう。

ある時期以前

[検索キーワード] before:2015

ある時期以降

[検索キーワード] after:2024

だいたい使う機会が多いのはafterばかりですね。

サイト指定またはサイト除外検索

ある特定サイトを指定して、その特定サイト内だけをキーワード検索をしたい場合に使います。

[検索キーワード]  site:technote7.com

あるサイトだけ除外して検索したい場合は除外記号「-」を使います。

[検索キーワード] -site:technote7.com

タイトルを検索

タイトル内にキーワードを含むものを検索します。

intitle:[検索キーワード]

URLを検索

URL内にキーワードを含むものを検索します。

inurl:[検索キーワード]

ファイル拡張子で検索

PDFやWord、Excelファイルなど、Web上に公開されているファイルの拡張子を指定してを検索することができます。

filetype:pdf [検索キーワード]
filetype:doc [検索キーワード]
filetype:xls [検索キーワード]

英語圏のサイトを検索

日本のサイトのみを対象に検索しているのではもったいないです。現在は優れた翻訳ツール等も充実しているのですから、情報量の多い英語圏も積極的に検索していきましょう。

方法は簡単です。GoogleのサイトURLの最後に?hl=enをつけるだけで、Google検索画面が英語圏仕様に早変わりします。

https://www.google.com/?hl=en

ちなみに「hl」はHost Languageの略です。

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