Windows Insider向けに「ペイント」「スニッピングツール」「メモ帳」が順次アップデートされ、クリエイティブ作業や日常のメモ取りがより快適になりました。
特にペイントでは「プロジェクトファイル保存」や「不透明度スライダー」、スニッピングツールでは「クイックマークアップ」、メモ帳ではローカルAI機能が搭載され、ネット接続なしでもAI機能が使えるなど、日常利用を一歩進める機能が満載です。この記事では初心者にもわかりやすく、各アプリの新機能を詳しく解説します。

今回はWindows 11 Insider向けに公開された新機能をやさしく解説します。仕事や趣味の効率がアップしますよ。

ペイントでプロジェクトファイルって何?スニッピングツールのクイックマークアップって便利なのかな?メモ帳にAI機能はあった気がするけど…今までと違うの?
ペイントの新機能
対象バージョンは?
ペイント version 11.2508.361.0
プロジェクトファイル保存
従来のペイントはPNGやJPEGなど画像形式での保存のみでしたが、新たに「.paint」形式のプロジェクトファイルが登場しました。作業途中でもそのまま編集を再開できます。
- ファイルメニューから「プロジェクトとして保存」を選択
- .paint形式で保存すれば、後で同じ状態から再編集可能
不透明度スライダー
ブラシや鉛筆のストロークに透明度を持たせる「不透明度スライダー」が追加。柔らかいグラデーションや重ね塗りが可能になります。
そもそも「不透明度」とは?
画像編集で色の透け具合を調整する機能。値が低いほど背景が透け、重ねると独特な風合いが出せます。

ペイントで作業途中をそのまま保存できるなんて便利だね。これなら資料作成やイラスト練習も中断しやすいなあ。
スニッピングツールの新機能
対象バージョンは?
Snipping Tool version 11.2508.24.0
クイックマークアップ
スクリーンショット後にすぐ注釈や図形を追加できる「クイックマークアップ」機能が搭載。
- Win+Shift+Sで起動
- 新しいツールバーに「クイックマークアップ」ボタン(Ctrl+EでON/OFF)
- ペン・ハイライト・消しゴム・図形・絵文字も利用可
- Bingビジュアル検索やCopilot連携も可能(ただし自動保存やクリップボードコピーはなし)
そもそも「スクリーンショット」とは?
PC画面の表示内容をそのまま画像として保存すること。資料作成やサポートに便利です。

スクショにすぐ注釈を入れられるのって助かる!画像編集ソフトを開かなくても済むんだね。
メモ帳の新機能
対象バージョンは?
メモ帳 version 11.2508.28.0
AI機能(Copilot+ PC向け)
メモ帳に「要約」「文章生成」「書き換え」などAI機能が追加。サブスク不要でローカルモデルを利用でき、サインインなしでも一部機能が使えます。
- 英語限定ながらAI活用で作業効率向上
- 有料プラン利用者はクラウドモデルへの切替も可能
そもそも「ローカルモデル」とは?
PC内にAIが動作する仕組み。インターネット不要で処理するため、速度やプライバシー面で有利です。

メモ帳にローカルAIが入るなんて驚き。ネットなしでAIが使えるってすごい。長文の要約や書き換えまでできるなら、仕事も勉強もはかどりそう。
まとめパート
今回のアップデートは、ペイントでの本格的な作品作り、スニッピングツールでの迅速な注釈、メモ帳でのAI活用など、Windows標準アプリの進化を示すものです。今後のInsider向けテストを経て、一般ユーザーにも広がることが期待されます。

標準アプリがここまで進化する時代です。今のうちに試しておくと、正式リリース後に一歩先を行けますよ。
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