普段わたしは、現場のユーザから「PC使用中に突然エラーが出て、二度と起動しなくなった」などと電話がかかってくると、内心「どんな変な使い方したらそんなことになるの?普通に使ってたらどんな低価格マシンだってそう簡単には壊れないけど…」などと思いつつ、現場に対応に向かいます。ですが、今回は自分が初めて急に使用不能状態になる場面に遭遇し「誰でも急にそんな状態に陥りうるものなんだ」ということを痛感したので、メモを残します。
photo credit: splorp via photopin cc
環境
MacbookPro 2.5GHz Core i5, メモリ8GB
OS X 10.8.4
状況
iPadでドットインストールの「bootstrap3.0入門」の動画を見ながら、Macbook側のテキストエディタmiで写経していた。
現象の出方
- 急に右上に常駐しているDropBoxから「●●へアクセスできません」のエラーメッセージが出だす。何かなと思いつつ、気にせず「OK」で閉じて、作業を続ける。
- 作業をしていると、何度も(1)のエラーが出てくるのでその都度「OK」で閉じる。
- なんかおかしいなと思い、おもむろにFirefoxを起動してみると、Firefoxが起動できない。(エラー内容はアクセス権を匂わせるものだったが、詳細は忘れた)
- おかしな空気を感じたが、それに気づかぬフリをしてMacbookを再起動してみる。「まさかMacでそんなことがおこるわけがない…」
- デスクトップ画面読み込み時に、KeyRemap4macbookからのエラーメッセージで「private.xmlが見つかりません」というメッセージがでる。また、デスクトップに出しておいたアイコン類がない。見た目の設定や、操作設定も工場出荷時に戻っている。
対応
さすがに「急に工場出荷時状態にロールバックした!?」などとは思わず、「ある範囲(ユーザーフォルダあたり)にアクセスできずにいるのかな?」と予想がついたので、「mac 急に アクセス権」などでググってみた(iPadの方で)。
いくつか読んでいくと、macでは「アクセス権の修復」という言葉があることに気づきました。windwosでは「アクセス権」という主語に続く言葉は、「アクセス権の設定」とか「アクセス権を付与する」とかしか見聞きしたことないですが、macに関しては「アクセス権の修復」という言葉が存在するようです。
http://kjx130.blog19.fc2.com/blog-entry-2208.html
要約すると、macではディスクのアクセス権が狂ったりするので、ディスクユーティリティでアクセス権の修復ができる機能が用意されていて、そのメンテナンスはできるだけやるべき、とのこと。
「アクセス権が狂う」なんていう言葉や考え方には初めて出会うが、そんなことがソフトウエアにあっていいものなのだろうか?
ちなみに、本題を解決できたのは下記のやり方。
- command+Rキーを押しながら起動
- メニューバーの「ユーティリティ」⇛「ターミナル」でターミナルを起動
- ターミナルで「resetpassword」を実行してパスワード変更画面を表示し、GUI操作でパスワード変更を行う
- 再起動する
参考サイト
http://tukaikta.blog135.fc2.com/blog-entry-221.html
上記の手順でアクセス権の修復作業をして再起動すると、前と全く同じデスクトップ状態や各種設定に戻ったのみならず、正に悪夢が始まる前の状態(エディタとFirefoxが起動している状態)にピンポイントで戻ってくれました。
以上。
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